東北大学病院国際医療センターは海外交流部門と診療支援部門の2部門からなり、それぞれの部門に医師、歯科医師、看護師、薬剤師をはじめとした多職種の医療スタッフが配置されています。本センターは、国際卓越研究大学を踏まえた外国人研究者などの受け入れ体制の強化と、国際的プレゼンスの向上を目的に運用されています。
海外交流部門は、海外向けの広報媒体の整備、海外からの視察の積極的?戦略的な受け入れと教育機会の提供、国際共同研究?産学連携?スタートアップの海外展開、海外イベントへの出展、共催でのシンポジウム開催を担います。
一方、診療支援部門は、仙台に居住する研究者や学生の方々を含む、国内外からの外国人患者のために安心?安全な医療サービスを提供可能とする院内体制の整備に努めています。令和7年度は外国人患者受け入れ医療機関認証制度（JMIP: Japan Medical Service Accreditation for International Patients）の早期認証を目指し、院内掲示の多言語化をはじめ、看護部、薬剤部、検査部、放射線部等の協力のもとに外国人患者への対応力を強化しています。